ここのところ、生活が夜型になっていたのだけれど、朝五時台に起きて空港へ向かったので
ミラノ・ベルガモ空港から離陸するなり再び眠りに落ちた。目覚めると眩い地中海と海岸線
予報では今日のバルセロナは雨となっていたけれど、くっきりとしたコントラストの機影
どうやら良い方向に、天気予報は外れたようです。
Iさんの盆栽・生け花教室で礼拝を捧げた後、いつものように中庭の光景を眺める。
外向けに化粧を施した外観ではない、生活感の漂うバルセロナの景色に何故か惹かれる。
葡萄の盆栽が、小さな実をつけていました。自然界の色彩って美しすぎて、かなわない。
今日はメルセと呼ばれるバルセロナの祭日、出店を冷やかしながらヨットハーバー沿いを歩く。
海岸沿いにある老舗の海鮮レストラン、たくさんの人で賑わっていました。
バルセロナでは休日人々は午後二時くらいから五時くらいまで、ゆったりランチを楽しみます。
素朴ながらも、海鮮の豊かな旨みが沁み渡っていて、悶絶するほど美味いパエリアさん
海岸では、海水浴する人、日光浴する人で溢れかえり、誰もが夏を惜しんでいるようでした。
海辺の砂で、誰かが創った「見ざる、聞かざる、言わざる」の三猿、巧すぎ、可愛すぎ。
それにしても、何故ここに!?
夕刻、ホテルにチェックインし、部屋でこの街の祝福を願って祈って目を上げると
今まで見た事がないほどの、燃えるような夕焼け空が山の上に、一瞬の間、顕れました。
実は色んな戦いがある日々だけれど、勇気を失わずに、なすべき事を進めればよいのだと
神様が空のキャンバスに描いてくれた色彩を観て、確信を新たにする一日の終わりでした。
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。
三猿って日本特有のものかと思ったら、実はそうでもなく
それっぽい彫り物か何かをシチリアのどっかかギリシャでも
見た記憶があります。
期限は古代エジプトらしいですから、地中海世界には
わりと広がっていたものなんでしょう。
>MITZ
三猿から得る教訓も、国によって違うみたいだね。
バルセロナのビーチのそれは、キャラクターとして
可愛かったです。