20000810

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通勤電車で、安部公房の「砂の女」を読んだ。
そのリアリズムにすっかり引き込まれてしまい自分もまた、膝まで砂に埋もれて
歩いているような憂鬱な錯覚にとらわれてしまう駅からの帰り道。
家に帰ると、コビが尻尾を振って「おかえり」の仕草をしている姿を見て笑ってしまい
やっと現実に帰ったのでした。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

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