drop me a line
その言葉を初めて聞いたのはいつだったか。
たぶんアメリカの友人が別れ際に言った台詞で
とても面白い言葉だと思った。
「手紙くれよな」とか「電話でもくれよ」みたいな日常的な慣用句で、
きっとそれ以上の意味はないのだろう。
だけど、その言葉はなんだか、いつまでたっても会えない人のことを思い
その人からの唯一の通信手段となるような
たとえば糸電話のようなものを空からこちらへと
落としてくれるのを待っているようなイメージだ。
そんな訳で、今日も空を見上げおります
drop me a line