バルセロナ脱出の道

20100417-1.jpg
土曜日のお昼に、バルセロナ日本語キリスト教会で礼拝を捧げ、このような時にミラノから
バルセロナに飛べたことを感謝しましたが、帰りのフライトは完全キャンセルになりました。
明日はイタリアの二つの町で礼拝メッセージを取り次ぐために、
なんとしても帰らねばなりません。
20100417-4.jpg
教会の人々が四方八方に問い合わせ手を尽くしてくださりましたが、鉄道も、バスもこの先
何日間も予約でいっぱい、窓口に電話しても人は出ないし、交通関係のWEBサイトも
アクセス集中でダウン気味、長距離バス乗り場も長蛇の列になっています。
20100417-2.jpg
レンタカー屋さんからも車がすべて消えてしまいました。それでもカウンターには長蛇の列
レンタカー会社のスタッフに「君の車を借りれらないのか?なんとかフランスの国境まで
行きたいのだ。」と交渉する人、ノルウェーのオスロまで乗せてほしいという人などが
詰めかけていました。
20100417-3.jpg
そのような混乱の中で、ミラノに乗り捨てて良いという一台のレンタカーを見つけることが
出来ました。とても小さなトヨタIQで夕方4時にバルセロナを出発、まずはフランスの国境を
陽が暮れるまでに目指し、ミラノまでの1000キロの道のりを夜を通して走ります。
10年前の今日
banner_01.jpg←今日もそこにいてくださってありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (5)

コメント

  1. Y.I より:

    うそでしょー、先生く、車ですか?
    えー、しかしよく、まあ探し出せましたね、、。
    1000kmですか、、、。
    昔は良く主人がそのぐらいの距離を一日かけて帰ってきましたが、、。
    ハンナちゃんもきっと心配なさっている事でしょう。
    何が何でも無事にお帰りになられますようお祈り致します。

  2. kobaken より:

    いやー、日本でも大ニュースになってます。旅の安全を祈っています。

  3. Rumiko より:

    信じられない。。
    ミラノまで乗り捨てて良い!なんて。。。。。。
    Thank you to God!
    ですね。

  4. akane より:

    まるで・・・冒険のようですね
    家族 会社の同僚ともども
    応援してます!

  5. uttie より:

    >All
    お祈り、有難うございました。
    今回の事では、色々と考えさせられました。
    帰れないと解ると、強烈な帰巣本能も働きますね。

コメントしてください

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です