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青山のワタリウム美術館へ行く。
「ゲーム・オーバー」と題された展覧会、自虐的なタイトル。
ビィゲット&ベリィストレムの「最後の晩餐」と題された作品
欧米では、死刑囚は刑執行前夜だけ、自分の希望したメニューが夕食に出るのだそうだ。
死刑囚が希望のメニューをリクエストする様子を繰り返し、球体のプロジェクターに投射する
インスタレーション。
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小沢 剛の作品は「相談芸術カフェ」と題された「カフェ」そのもの。
実際に、コーヒーなどが振る舞われる。
ワタリウムの1フロアに店を出し、客からのアンケートをもとに、
店を改装したり、メニューを改変して行く。
鑑賞者を巻き込み、コミュニュケーションや場を追求していった結果、
「カフェ」に行きつくのはよく解る。
現に僕や、仲間達の多くは、いつか街に「カフェ」を生み出したいと思っている。
だけど、なんで美術館での展示や「美術」という枠に固執し続けるのかがよく解らない。
「作品」なんて、呼ばれたがるなよ。
「美術」なんて言葉にしがみつづける限り
いつまでも僕たちは「辺境」の村に鎮座しつづけるんじゃないのか。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

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