「私は永遠に生きたい。」

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冷たい雨が降りしきる年の瀬、久しぶりにミラノ市立現代美術館
(Padiglione d’Arte Contemporanea:通称PAC)へ足を運びました。
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最近ミラノでは日本のアートに対する関心が高まっており、
その一環として草間彌生の個展が開催されているのです。
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展覧会のタイトルはYayoi Kusama – I want to live forever 「私は永遠に生きたい。」
統合失調症と戦いながらも80歳になる作家が口にすると、なかなか凄味がある言葉です。
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会場内は基本的に作品の写真撮影不可だったので、結構感動した鏡の部屋などを
カメラに収めることはできませんでしたが、新作、近作がいまだエネルギーが衰えておらず
やはり草間彌生は突き抜けているなと思いました。
少女時代から繰り返し襲う幻覚や幻聴から逃れるために、それら幻覚や幻聴を
描きとめる絵を描き始めたと言われる作家ですが、作品を通して、その苦しい戦いを
華麗な芸術に転化していく様子に圧倒されます。
「芸術」とは、一つのことと戦い続けた人の人生を指し示す言葉なのかもしれません。
展覧会は2010年2月14日まで、下記の場所で開催されています。
Yayoi Kusama – I want to live forever
PAC-Padiglione d’Arte Contemporanea – Galleria d’Arte
Via Palestro, 14 (Zona Porta Venezia)20121 Milano (MI)

10年前の今日
banner_01.jpg←今日もそこにいてくださってありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (2)

コメント

  1. kintaro より:

    あけましておめでとうございます。
    年末にピカソニック・ヘルシンキ、ヤマガタ氏と邂逅しましたが短い時間で話し足りず。
    uttieともじっくり話す機会を持ちたいな。今年もよろしく。
    (学生のときに草間弥生が6?70年代のニューヨーク生活から帰国した最初の展覧会の看板をバイトで描いた(手書き)のが自慢なんです。30年後に会う機会がありましたが、すいこまれるような眼力のまえでドギマギ。そんな話しはできませんでした/笑)

  2. uttie より:

    >kintaro
    昨年はお会いできてうれしかったです。
    今年もよろしくお願いします。
    草間彌生さんの帰国した最初の展覧会は
    彼女の作家人生でも重要な時期ですよね。
    その頃のポスターを描いたということは
    本当にすごいことですから、どんどん自慢してください!
    あの眼力、ポーズじゃないからすごいですよね。

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