実家の近所にあった、日産村山工場の跡地が今では巨大なショッピングモールになっていて
そこには巨大な映画館(シネコンプレックス)がある。父が生前、最後に自動車に乗って出かけて
行ったのもその映画館だったという。
夕食を食べてからでも間に合い、車で出かけられるその映画館のレイトショーで
『アマルフィ 女神の報酬』を観た。
キャスト陣がベタな感じで、もろにフジテレビ的な感じなのでDVDが出てからでと思ったのですが
結論から言うと、映像と音にスケール感があり、映画館で鑑賞するのがふさわしい映画です。
ストーリーは、まあ、突っ込みどころが満載で、荒唐無稽なのですが、そこで冷めてしまわずに
素直に全編イタリアロケの映像の美しさと、サラ・ブライトマンの歌声に身を浸すのが吉です。
「冷静と情熱の間」でもそう感じたけれど、日本のテレビクルー達って本当に上手に
イタリアを撮るよね。空撮とかも惜しみなく使うし、なんというかイリュージョンがあるのです。
子供が誘拐されている日本人女性が天海祐希というキャスティングも正解だと思うし
劇中、一度も笑ったりしない織田裕二のキャラクターも格好良いです。
ひょっとすると、本国イタリアで封切られても、結構評判になるんじゃないかと思いました。
もちろん、日本でもロングランヒットの予感がする、割とおススメの映画です。
あと、アマルフィなんてこれまで日本ではそんなに注目されていなかったけれど
これからは、観光客も増えるんでしょうね。
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。
アマルフィ満喫映画。。なのかな。。是非みたいです。
イタリアに戻ったら実家の近くのアマルフィー必ず行くのであの雰囲気が。自分の中では世界1満喫できるリゾートです。山あり海あり買い物食べ物満喫。
>Rumiko
本物のアマルフィ、いつか行ってみたいです。
これからは日本人も増えるでしょうねー
のんちゃん、こんにちは! わかるかしら?
何十年ぶりに再会してから、時々読ませて貰っていますが
すっかり立派になったのんちゃん(何度もごめんなさい!)は、
小さい頃遊んでいた人とは別人のようです。
アマルフィ、ずっと前に一度行ったことがあります。
あの時は、ミラノ→カプリ島→アマルフィ→ローマを回しました。
断崖に建物が立ち並ぶ景観はとても美しくて印象深く、
ゆっくり滞在してみたい街でした。
映画良さそうなので、見てみたいです。
そして、神保町にもいらしていたんですね。
あの近くの出版社で働いています。
出版不況で大変ですが、美術書を作るお手伝いをしています。
また読ませて貰いますね!
アマルフィの感想ありがとうございました。
「アマルフィ」8月のローマのティベリーナ島での日本映画祭で上演予定です。
観に行きたいと思います。
アマルフィはとても美しいそうですが、夏は大人気で、とても混雑しているそうなので、春にでも行ってみたいと思っています。
映画 お好きでしたら 「おくりびと」お勧めです。
とても感動しました。
原作の「納棺夫日記」も映画では削られた素晴らしい
エピソードが一杯で、併せてお勧めです。
>miho
父の葬儀という場でしたが、思いがけなく再会できたこと、参列いただけたこと嬉しく思います。
mihoさんの思い出は、父の思い出とも重なってしまいます。美術書のお仕事をされているのですね。
なにか在イタリアの私がお手伝いできることがありましたら言ってくださいね。
>michiko
アマルフィは、イタリアでもロードショーになると
良いなと思っています。
おくりびとは私も見まして、そのエピソードを
このブログでもつづっています。
http://www.enyen.jp/blog/milano/2009/05/001131.html