原田郁子 忌野清志郎 「銀河」

昨年購入したCDアルバム(といってもiTunes Music Storeでのダウンロード)のなかで
今年になってもヘビーローテーションで聴いていたのが、原田郁子のソロアルバム「銀河」
タイトルトラックの「銀河」という曲は、忌野清志郎さんの書き下ろしで、コーラスと
アコースティックギター、ブルースハープでも清志郎さんが参加している。
僕は初めてこの曲を聴いたとき、清志郎さんの声に心が震えてしまった。
もちろん原田郁子(クラムボン)の声も、歌詞もピアノの音もとても良い。
ロックスターとして語られることが多い清志郎さんだけれど、デビュー当時から
繊細なアコースティックギターの演奏家であり、そしてメロディーメーカーだった。
この曲は清志郎さんが、がんの再発を宣告されたのち、自分の命のことを思いながら
再闘病生活に入る前に行ったレコーディングだったのですね。
このブログを読んでくださっているあなたは、仕事中だったり、通勤途中だったり
家事の合間かもしれないけれど、もし5分間立ち止まることができるならば
プロモーションビデオのこの曲に、歌詞も吟味しながら耳を澄ましてみてください。

ぼくらは銀河の星つぶだよ 遥か昔からの星つぶだよ
「わからない」という名の 銀河を泳いで渡る 星つぶだよ

そう、唄う清志郎さんの声が、あまりにも美しく、今はとても切ないです。

banner_01.jpg←今日もそこにいてくださってありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

コメント

  1. 池田 より:

    初めまして。「忌野清志郎」さんの恩師のお名前で検索させて
    いただき、ブログ拝見させていただいています。
    「銀河」を聴かせていただきました。
    知ることができてとても感謝しています。
    忌野清志郎さんの歌を世の中では「反骨」とか「ロック」という言葉を
    よく耳にしますが、私は大きな愛を感じます。
    私はRCサクセションが流行った頃はまだ小学生でした。
    その当時はほとんど記憶にありませんが、中学、高校、専門学校…
    そして今は一児の母ですが、どの曲を聴いても色あせなく、
    年を重ねるごとに言葉ひとつひとつが胸に響きます。
    「銀河」もそうです。最初は一滴くらいの量なのに、時間が経つ度
    じわじわとあっと言う間に広がってくるようなそんな感じです。
    私はきっと熱烈ファンではないです。「好き」でした。
    きっとにわかファンです。
    忌野清志郎さんの悲しいニュースを新聞で見た瞬間、
    なぜかすごいショックを受けました。
    もちろん人はいつか姿は無くなるのに、ずっといてくれる人、
    と思っていました。
    拝見する度、あの歌声と衣装とすべてオリジナルで。。。
    生の歌声を聴いておきたかったです。
    日本の音楽にとても…すごく大事な人だと思います。
    ありきたりで、まとまっていない文を長々と書いてしまい、
    ごめんなさい。
    ひと言お礼だけを書くつもりだったのですが…
    本当にありがとうございました。
    また拝見させてください。世界からのブログ。こうゆう時、
    インターネットもいいなと思います!

  2. uttie より:

    >池田
    池田さんはじめまして!
    友人たちへの生存証明のようなブログですが
    検索で、同じ共感性をもった人と繋がれることも
    望外の喜びです。今後ともよろしく!

  3. マミ より:

    初めまして。
    私も池田さんに同感です。
    清志郎さんがもういないと思うと
    それを思うだけで涙があふれ出てきてしまい
    胸が苦しく、切ないです。
    清志郎さんが、こんな曲を作っていた事に驚きました。
    そして同時に
    優しくて、純粋な清志郎さんが溢れ出ている
    とても素敵な曲だと思います。
    清志郎さん大好きでした。
    是非私も購入したいと思います。
    教えてくれてありがとうございました。
    嬉しいです

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