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ミラノの中心地、ドゥオモ前の広場とスカラ座をつなぐアーケードは
GALLERIA(ガレリア)という名前で知られています。
GALLERIA(ガレリア)とは、イタリア語で「トンネル」または「地下道、坑道」を表す言葉
ミラノのにある、この鉄とガラスで組まれ、通り抜けのできる大型吹抜け空間が
あまりに美しかったため、都市における新しい公共空間の代名詞となったわけです。
英語のgallery(ギャラリー)って、このガレリアが語源になっているのです。
今では、美術品が置かれた空間は何でもギャラリーと呼ばれていますが
本来は(芸術的な長い回廊)という意味ですぞ。(←ウンチク親父)
今や、プラダ本店を筆頭に高級品店街のガレリアですが、僕は何度みても
1877年にジュゼッペ・マノニの設計で造られたこの空間が大好きなのです。
今から130年前、建設重機もない時代にどうやってこんな高度な施工が出来たのだろう?
設計図は存在せず、未だに謎が多いようです。
ジュゼッペ・マノニの頭の中には当然設計図があったわけですが
彼は完成直前のこのガレリアの天井から落下して世を去りました。
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へぇ~
ではなく、素敵な場所が近くにたくさんあって、
うらやましいです。
東京も確かに。。。
誰かの手によって、つくられている都市ですが、
歴史や文化は京都や奈良のほうがたくさんあって、
日本らしさとは?歴史とは?
を考えさせられます…
>moro
東京は、ポジティブに観れば歴史や文化の亡霊から解放されて新しいことが始めやすい素敵さもありますよ。
ガレリア・カフェバー縁縁を筆頭に、素敵な
お店が生まれてくるパワーが東京らしさかな。