東京都教育委員会が管理運営規則を改定したことが、今日のニュースでも取り上げられた。
内容としては「校長、教頭の職務権限の強化」「主任の任命制」「職員会議の補助機関化
(つまり弱体化)」などなど。
要するにトップダウンの構造が強化されたわけです。
それは、なんのためでありましょうか?
役所が議論してきた「より良い学校作り」というやつの結果がこれなのかー。
すげー発想だなー。とつくづく思った。
「管理」は、ねずみ講のように下請けを探すのだ。
管理された人間は例外なく醜い、そしてさらに誰かを管理することを求め、
ババ抜きのババみたいに「管理」は巡って行くのだろう。
自分もその構造に取り込まれてるから、肌で感じる。
別に、僕はアナーキストでもないけれど、皮膚感覚的な嫌悪を感じる。
そのうち、学校がもうどうしようもないくらいに荒廃しきったら
「教員の権限も強化する事にしました」とか発表する気だな。
教職員組合は、明日の朝、異例のストライキを予定している。
でも、時すでに遅いだろう。ホントに、阻止する気あったのだろうか?