土曜日の朝、教会で祈った後
韓国人のNさんのオフィスでバイブル・スタディ
Nさんは韓国のソウル大学を卒業後
ミラノへ渡ってきて、大きな繊維貿易の会社を興した。
いつ話しても、彼の博学さに感心するのだけれど
彼から先日「個人的に聖書を教えて欲しい。」とお願いされたのだ。
聖書は昔から、一人で学んできたそうだが
旧約聖書のイザヤ書を学びたいとのリクエスト
今日は一回目の学びだったので、彼にイザヤ書を学ぶことを通して、何を期待しているか?
(何故イザヤ書を学びたいと思ったのか?)などを話してもらった。
聖書に価値のない書などないのだがイザヤ書は旧約聖書の中で、
もっとも内容と表現力に優れ、崇高な書だ。
イザヤは今から2700年前のイスラエルで活躍した預言者
イザヤ書の言葉は、もっとも多く新約聖書に引用されている。
もし、イザヤ書が聖書になかったらイエス・キリストの
教え方も、違ったものになっただろう。
メッセージが福音的で、キリストの生涯が預言されていることから
「第五福音書」ともいわれている。
イエスということばも、キリストという言葉もひとことも出てこない。
しかし、イエス・キリストがどのように生まれ、育たったのか
またどのように伝道されて、どのように救いを全うしたのかが
新約聖書を読んだことがあり、今日の時代を生きている人が書いたような不思議な書物だ。
僕がこの仕事の依頼を受けたのも(もちろん無償で)
僕自身が、じっくりとこの書に向き合うことを願っていたから。
午前に学びを終えると、奥さんが韓国の家庭料理を作ってくれていた。
大好きな、トッポキ、ブルコギ、そして自家製キムチで疲れていた体も復活!
六年前の今日
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