日本から来ている友人夫妻を案内するためにヴェネト州の古都ヴェローナへ行ってきました。
シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』の舞台としても知られ中性の面影を色濃く残す、美しい街です。
街に着いたのがお昼過ぎだったので、その足で郷土料理屋さんへ駆け込む
ヴェローナの名物料理は「馬」、しかもカルパッチョ(生肉のたたき)が
オススメということで美味しく頂きました。癖もなく食べやすいのですが、
生前のお馬さんの顔が少しちらついたりします。(会ったことないが)
お店を出て気がついたのですが、お隣はロメオの家でした。
とはいえ、内部は見学不可、地味な外観です。
一方ジュリエットの家は、「あの」超有名なバルコニーがあり
カップルの観光客が記念写真を撮ったり、恋人たちが壁に寄せ書きしたり
ハートマークのおみやげグッズ屋があったり、竹下通りのタレントショップのようなテンション
逃げ出すように、ジュリエットの家をあとにすると
すぐにエルベ広場へ出ます。フレスコ画の外壁が美しい
古い建物に囲まれた、庶民的な広場でした。
夕刻、今にも凍りそうなアディジェ川の傍に佇むDUOMO(大聖堂)へ
美しいファザードが印象的でした。また、ゆっくりと再訪してみたい街です。