慶良間諸島に属する阿嘉島に那覇の泊港からフェリーで渡った。
観光客も少なく、宿で最初に出会ったのはイタリア人の旅行者たちだった。
イタリアからこんな島を目指してくるなんて、すごいなと思って会話したのだが
むこうも、僕が普段はミラノに住んでいると聞いて驚いていた。
いくつかのビーチでシュノーケリングをした。
小笠原の海が僕の基準になっているので、それと比べると、やや死んでいる
サンゴが目についたのは気になったが、それでも魚群が豊富で、豊かな海だった。
日が沈む時刻の空のホリゾントや、夜空の降るような星が美しく、何日も滞在したい島だった。
しかし近海で台風が発生したため、わずか一泊で立ち去らねばならず、後ろ髪が引かれた。
10年前の今日
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