眠りの神学

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「眠りの神学 」と題された、 J.ベイリーという牧師の?教集があるらしいのだけれど
初版が1970年で、その後、絶版になったらしく、どこで探しても見つかりません。
それだけに、この本のタイトル「眠りの神学 」という言葉がとても魅惑的に響きます。
最近の僕はよく「眠り」には何か神秘的な秘密が隠されていると感じています。
聖書の中には、「眠り」ということばは、重要なキーワードとして散りばめられています。
アダムが神に眠らされて、目覚めるとエバが与えられていたり、
嵐の湖で、弟子たちがパニックになっているというのに、イエス・キリストは
船の舳先でぐっすりと眠って見せたりするのです。
そして、最近の私は、重要な仕事に取り組んでいる時(主に説教の準備の時など)
に、様々な思考が重なり合って、混乱しそうになると猛烈に睡魔に襲われ、机の横にある
ソファの上で失神するように眠ってしまうのです。
そして、たいてい現実と夢の区別がつかないような不思議な白昼夢をみて、目覚めます。
すると、さっきまでの思考の混乱が整理されていて、自分が取り次ぐべき言葉が
すっきりと整理されていることがあるのです。
今、僕の心には、旧約聖書の詩編にある次の御言葉が刻まれています。
あなたがたが早く起きるのも、おそく休むのも、辛苦の糧を食べるのも、それはむなしい。
主はその愛する者には、眠っている間に、このように備えてくださる。(詩編127:2)

10年前の今日
banner_01.jpg←今日もそこにいてくださってありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

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