20020110

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完全に暮れてしまう直前、藍色の夕刻は
胸が、少しだけ締め付けられる時間
いつもの帰路である高台には高速道路がうねる音を含んだ冷たい風が
ひゅーひゅーと吹き上げている。
灯りをともしはじめたビル群はなんだか、
書き割りのセットのように見えた。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

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