2001/09/08 かつてあなたを陵辱し、その尊厳すら踏みにじった遺伝子は やがて僕の血液となり、今も体内の奥深くに浸透している。 それなのに何故、あなたは僕が飢え渇いた時 温かな食事を整え、遠い井戸まで水を汲みに行こうとするのか。 僕の目の前に積まれた炭火は、壷の中の金属を溶かすように 僕の魂に、赤々とした熱と光りを放ち続けている。 投稿者:uchimura_it|Comments (0) コメントしてください コメントをキャンセル メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目ですコメント 名前 * メール * サイト