求める者に

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日本のテレビニュースで、原発の避難指示圏内からの退避を未だ拒んでいる老人が
いる事が報道されていた。「大切な犬を置いてはいけないから。」というのが理由。
それはそうだろう。飼っている人には家族同然だ。
日本には放置虐待を禁ずる動物愛護法があるのに、何故国が退避を命じながらも、
動物に対するケアが行われないのかだろう。
それほどまで、行政は手いっぱいという現実があるのかもしれない。
自分には何が出来るのか、いつも変化する状況を掴みながら考えよう。
ミラノ賛美教会のイム牧師は、三週間ほど韓国に一時帰国していたが、
先週ミラノに戻って来て、昨日教会で久しぶりにお会いした。
ソウルの教会で日本の震災支援のアピールをして下さって、
日本円で20万円ほどの支援金を携え、僕に託して下さった。
報道で目にする実業家たちの支援額には及ばないが、
とても尊いお金だと思い、本当に嬉しかった。
あなたの手に善を行なう力があるとき、求める者に、それを拒むな。
あなたに財産があるとき、あなたの隣人に向かい、「去って、また来なさい。
あす、あげよう。」と言うな。
(旧約聖書 箴言3:27~28)
10年前の今日
banner_01.jpg←今日もそこにいてくださってありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

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