2001/01/10 少し早起きして早朝の特快電車に乗る。 まだ空いている車内はとても静かで座席に座っている人は皆目を閉じ 立っている人々は、外の見えない乳白色に曇った窓をぼんやりと眺めている。 時々、誰かが日経新聞をぱさぱさと折り曲げる音が空気を振るわす程度だ。 まるで巡礼の途にある僧侶のようだとハードカヴァーの本に再び目を落としながら 僕はふと思った。 投稿者:uchimura_it|Comments (0) コメントしてください コメントをキャンセル メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目ですコメント 名前 * メール * サイト