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チューリッヒへ向かう機内で村上龍の「共生虫」を読む。
小説の舞台は、僕がこの春まで暮らしていた狭山丘陵一帯がモチーフになっている。
異国へと移動する密閉空間には、うってつけの小説だった。
チューリッヒからミラノへトランスファーする機内の中で、ポルトガル系の小僧達(10代後半)
に囲まれ「おお、ナカタか?」とか「おれはサトシ・トミイエが好きなんだ」とか話しかけられる。
もうラテンがはじまっているのだ。
マルペンサ空港から、北駅へ。メトロからトラムへと乗り継ぐ。
空気の匂いや、夜のオレンジが懐かしい。
ここは僕でさえ簡単に受け入れてくれる他民族の寄せ集めのような街
アパートは浴室のガス釜が壊れていて鍋で湯を沸かし、長旅の疲れを拭った。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

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