東京都下の実家で目覚める。
珈琲を啜りながら、今日はどう過ごそうかと考えた。
スバルの中古部品を専門に扱っているお店が埼玉県の春日部にある。
そこに行ってみようかと考えた。そんなことだけに一日を使うのも贅沢だ。
父はスバルの車が好きで、360から始まり、レオーネそしてレガシィと乗り継いでいた。
70歳になった時、「これが多分、俺の最後の車になる。」と言って買ったレガシィBH5-D型
納車されて早々、荷台にイーゼルとキャンバス、画材を積んで雪の北海道に出かけて行った。
そして、その車が本当に最後の車になった。
春日部の専門店では、メカニックの人に
「いいコンディションのレガシィですね。大事に乗られるといいですよ。」と言われた。
一年前、昏睡する前日「あれ、お前が乗ってくれ。」と僕に父は言った。
だから処分せずに、ちょっとづつメンテナンスをしながら、日本滞在時の足にしようと思う。
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。
贅沢な一日の過ごし方ですね。
レガシィ。そんな思いで乗られているとは知りませんでした。
お気に入りのパーツは見つかりましたか?
>mitchell
うん、予定を決めないで朝目覚めると言うのは
とても贅沢なことですね。