犬を捨てれば牢屋に入る。

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まずは友人の写真家、フランチェスコ仁木のブログ記事「バカンスでミラノが止まる」
をお読みください。(イタリア人のバカンスへの固執の心理には聖書があるという
彼の推理は、面白い視点だと思います。)
このブログにある通り、イタリアのバカンス時期は動物たちにとって受難のシーズンで
この時期のイタリアの捨て犬は6万匹といわれ、イタリアの社会問題にもなっている。
そのイタリアの恥ずべき状況をなんとか打開しようと、イタリアの動物愛護局は
毎年知恵をしぼって秀逸なポスターで、イタリア人にメッセージを送ります。
最近は法改正もあって、動物を捨てた場合は罰金だけでは済まず、刑事罰を受けることが
大々的に告知されるようになりました。
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キャッチコピーがなかなか冴えています。あえて和訳するならば
「犬を捨てれば、檻に入るのは君だよ。」という感じでしょうか。
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「2009年7月27日に捨てられました。」とワンコ
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「翌日に逮捕されました。」という飼い主
ユーモラスですが、ここまでしなければいけない
イタリアの現実には笑えないものがあります。
10年前の今日
banner_01.jpg←今日もそこにいてくださってありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (2)

コメント

  1. 馨子 より:

    うーむ、毎年のことながら、ほんとに心が痛みます。
    そこまでしなければならない、ということが嘆かわしいですね。。

  2. uttie より:

    >馨子
    罰則の強化って、ある程度抑制力があるでしょうけれど
    人の心が変わるわけではないですよね。

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