毎朝の散歩道である、休耕中のトウモロコシ畑で羊たちが草を食んでいました。
犬ムスメのハンナは、その姿をいつまでも見守るように眺めています。
きっと、牧羊犬のDNAが流れているのでしょう。
ところで羊は英語では一匹でもSHEEP、群れでいたとしてもSHEEPで、単数形と複数形の綴りに違いがありません。
なんでだろうね。ハンちゃん。
それは、羊がいつでも共同体して生活する動物だったからだそうだ。
つまり、羊はいつでも「群れ」として考えられてきたのだ。
聖書も人間を羊に例える。
イエスも、自分を羊飼いだと言った。
旧約聖書の詩篇を読むと、羊飼い出身のダビデ王は、自分のことを神に養われる羊の一頭群として自分を捉えている。
いつも自分のことばかり考えてしまいやすい僕だけれど、群れの中のひとりとして、群れ全体に気を配って大切にして生きたいと思わされました。
神さまの目から見れば、僕一人もSHEEP、そして共同体もSHEEPなのだから。
そんなことを考えていたら、僕と犬の視線に気づいた親羊たちが、子供たちを連れて遠くへと群れになって離れていきました。
内村兄,
僕は秋山先生に洗礼授けて頂く前から,母教会「シオンの群れ中野キリスト教会」は,いかに訳すべきだろうと,賢兄と各家庭に伝道のチラシをポストに入れる活動のときから考えていました。
その時の自分なりの考えは,詩篇第百篇をもじって,英語なら,Church of Christ in Nakano “Flock of Zion”,ヘブライ語なら
קהלתו של המשיח ”צאן ציון” בנאקאנו
でした。
Flock of Zion
קהלתו של המשיח ”צאן ציון” בנאקאנו
素晴らしい響きですよね。
創設者はどういうビジョンを与えられて、この名を名づけたのでしょうね。