ラスベガスの夜は、これまで幾度となく映画に出てくるステレオタイプのイメージで知っていた。
そして現実のラスベガスは、映画以上に虚構に満ちていて、はかないほど煌びやかだった。
カジノの各テーブルには、その場にいなければ感じられない欲望の渦やエネルギーがある。
ものは体験ということで、僕も少し遊んでみたいような気になったか
「まったく近寄らないか、とことんのめり込んですべてを失うかの二者択一ですよ。」
と現地在住者からのご進言もあり、ただ指をくわえて眺めるだけ。
カジノ・ベラージオの見事な噴水ショー、ラスベガスにエッフェル塔があるなんて知らなかった。
そして、凱旋門も、パルテノン神殿も、シーザーの宮殿もある。
ここでは、お金と交換できるものはなんでも手に入りそうです。
「節電」なんて言葉を口に出したら野暮になる、一夜の夢を謳歌する不夜城が圧巻でした。
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。