土曜の朝、教会堂の二階にある部屋で少し遅く起きて、駅前の喫茶店で朝食
四人掛けのソファを独り占めして、モーニングのセットを頼む行為は無形日本文化財だ。
シアトルからやってきた、資本主義的カフェ文化に駆逐されつつあるのが、やや心配。
昼下がり、新宿の中村屋で、インドカレーを食べながら、昨日スウェーデンから
帰って来たばかりのOさんと話す。
彼は、被災地の仮設住宅を北欧のログハウスキットを導入するよう政府や自治体に
働きかけている。
建設業者である彼の目から見ると、今被災地に導入されている仮設住宅の質が
あまりにも粗悪なので、東北の越冬には向かないそうだ。
冬を乗り切るためのモバイルハウスに関しては、北欧のメーカーに一日の長があるとの事。
彼曰く「これ以上、東北の老人たちを虐めちゃだめですよ。」、この言葉が心に残った。
夕刻からは、日ごろ私達のミラノでの活動を支援して下さっているサポーター達との会合
支援者というより、かれらは共に日本から一緒に働いてくれる人(player)であり、いつも
祈りによって支えてくれている(prayer)でもあります。
そのような仲間たちが与えられていることが本当に幸せな事だと思います。
僕も日本や、また被災地に対するサポーター = プレイヤーでありたいです。
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。