ウサギの季節


パスクワが近づいてきている。
日本では、イースターとか復活際と呼ばれていると思いますが
イタリアではパスクワはクリスマスよりも重要視される
キリストの復活をお祝いするお祭りです。
パスクワと言う言葉はラテン語の”パスカ(Pascha)”が語源だそうで
ユダヤ教の「過越の祭り」と同じ意味です。
キリストはこの過越の祭りの間に十字架につけられ、復活しました。
ちなみに英語の「イースター」はゲルマンの春の女神「Estera」からきていて
厳しい冬が終わり、暖かな光の中、命が芽生える春を祝うお祭りにちなんでいたそうな。
このように欧州の慣習は、キリスト信仰を基本にしながらも
様々な土着宗教の名残も絡んでいることが多いのですね。
この時期になると、スーパーマーケットにはウサギをかたどった
チョコレートが並びます。
イタリアは、キリスト教が伝わるまではペイガニズム(自然信仰)の国です。
ウサギは、多産な動物として、その頃から豊饒・繁栄を祈るシンボルとして大切にされていたのだとか。
いまではパスクワ「復活=命」を象徴するシンボルとなっているようです。
* PICASONIC BLOG更新しました。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

コメント

  1. Rumiko より:

    そうなんですか、、
    それで、うさぎ、なんですね。メモメモ
    イギリスアメリカは卵、イースターエッグなんですよ。

  2. makkaka より:

    PLAY BOYのマークがうさぎなのは精力が強いからだそうです。
    流石、多産なだけありますね。

  3. uttie より:

    >rumiko
    イタリアでも、でっかい卵のチョコが
    並びますよね。卵も、ずいぶん古い由来があるみたいですね。
    >makkaka
    プレイボーイのウサギはそうだったのかぁ!
    かわいいだけじゃないんだな、ウサギめ(笑)

  4. makkaka より:

    はい
    うさぎは御盛んです。(苦笑)

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