午前中に、再びモン・サン・ミッシェルへ足を運んだ。
昨日は夕刻の光で観たが、朝の光だとまた印象が違う。
修道院の礼拝堂、ゴシック様式の太い柱が緑色に苔むしている。
その色合いと、降り注ぐ光の調和が美しい。
修道士たちの食堂、食事中の会話は禁止されていたそうで、食器とスプーンが
ふれあう音だけが、この空間には静寂の中で響き合ったのでしょうね。
モン・サン・ミッシェルを後にして、海岸線に沿ってノルマンディーからブルターニュへ
潮がひいた海岸は、潮干狩りを楽しむ子供たちを見かけました。
カンカル(Cancale)という、カキの名産地として知られる小さな港町につくと、
たくさんのカキの養殖場や、路上でカキを販売している漁師さんに出会います。
生牡蠣が六個で3ユーロ(400円くらい)で、おやつとして頂きました。
本当に新鮮で、海の香りが口の中に広がるような美味さでした。
日が沈む前に、サン・マロ(St-Malo)という城壁の港町に移動すると、海上に浮かんで
いるはずの17世紀の要塞まで、干潮の時間だったため歩いて渡ることができました。
海側から、街を眺めるというのも不思議な気分です。ブルターニュは至る所にケルト文化の
名残が残っていて、かつて旅したスコットランドの海岸線や島の印象と重なります。
許されるならば、いつまでもこの英国海峡にそった海岸線を旅しつづけたくなる
不思議な郷愁にかられる地方です。フランスという国の懐の深さを感じました。
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。
写真があまりにも美しく~~。カーソルを上げたり下げたり。。バカンスですか。。?むかし英国より船でドーバー海峡から何度か往復しました。英国の食事から逃げてフランスにということで。。!もちろんかばんにはチーズワインバゲットを詰め込んで!!
>Rumiko
今、宣教開始七年目のサバティカルイアーを迎えています。一ヶ月間、パリ教会で奉仕しながら、バカンスもとっています。フランスの地方を訪れるとRumiko さんを訪ねてグルノーブルに行ったことを思い出しますよ。
景色もいいし、牡蠣もめちゃ美味しそうですね^0^
食べた~い>0<
おひさしぶりです。
>修道士たちの食堂、食事中の会話は禁止されていたそうで、食器とスプーンがふれあう音だけが、この空間には静寂の中で響き合ったのでしょうね。
数年前、無原罪聖母修道院の祈祷院でそのような経験をしました。この線を越えた瞬間から一言もしゃべってはならないと言われたときの衝撃は今でも忘れません。
たっぷり聖書を読み、祈り、ぐっすり寝ました。
お金を払っても得られない体験をしたと思います。
今回のサバティカルイヤーの中で必ず経験していただきたいことです。絶対におすすめです。
>miedon
蠣は本当に新鮮で美味です。食べた後元気になりました。
ビタミンや鉄分が豊富なんですね。
>mitchell
限られたサバティカルですが、静まる時間
寂しくなる時間を大切にしたいですね。
ブルターニュは、そういう意味で寂しい土地で
とても心惹かれました。