喪の仕事

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告別式を終えた翌朝から、父の書斎の片付けに手をつけ始める。
やれやれ、父というカオスの中で、笊をつかって水をすくいだすような作業だ。
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2005年にミラノに来た時、帰り際「今度来るときは、お前に迷惑かけないように
イタリア語とフランス語を身につけておく。」と言っていた。その後、死ぬほど勉強していたらしい。
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感傷は押し殺して、どんどん紙ごみから捨てていこうと手に取った紙束は僕のブログを
プリントアウトしたものだった。ルーペ片手に、読んでいる父がさっきまで座っていたみたいだ。
banner_01.jpg←今日もそこにいてくださってありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

コメント

  1. maquille より:

    お父様はこんなにuttie先生のことを愛しておられるんですね。ブログにはuttie先生が愛してやまないイエス様のことがモリモリ書かれています。お父様はイエス様のファンでもあられるのでしょう。希望を与えて下さって心から感謝します!

  2. hiwa より:

    残された人は遺品を整理しながら、心の中も整理していると聞きます。実に良い前夜式でした。まりちゃんに声がかけられなかったのでよろしくお伝えください。体に気をつけて。

  3. Rumiko より:

    読んでいて。。また、、ウルウルの。。。目になります。
    親の愛は。。。。

  4. Rumiko より:

    ミラノに旅立ったあとこの家にお母様が一人住まわれるのですよね。
    お母様はさらに寂しくなるでしょうね声を前よりも、、
    かけてあげてくださいね。

  5. michelle より:

    ブログをプリントアウトして、ルーペでじっくり読んでいた姿が浮かびます。
    思わず涙。
    お父様の強い愛を感じる光景。
    愛は本当に美しいですね。
    愛するという感情を与えて下さった神様にまたまた感謝です。
    Amen

  6. uttie より:

    >ALL
    親父さんは、自然に愛がにじみ出ていました。
    僕もそんな風に生きたいですね。

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