ミラノ市街中心部の南東にポルタ・ロマーナ(ロマーナ門、Porta Romana)と呼ばれる
かつての街の城壁と、ローマ方面に向いた門の遺跡があるのですが、この門に隣接している
歴史的な建造物の内部は、なんと温泉施設になっています。
最近疲れがたまっていたので、このミラノ温泉を初体験してみることにしました。
水着は持参ですが、バスタオル・バスローブ・サンダルなどはフロントで貸してくれます。
屋内にも屋外にもスパがあって、結構若い年齢層の人々で賑わっていました。
欧州では温泉というと、お年寄りの治療というイメージなのですが、ミラノにも
温泉文化が浸透しつつあるのでは、と感じました。
自由に果物がつまめるフルーツビュッフェや、ヨーグルトやドリンクのスタンドがあったり
趣向をこらした「昼寝空間」などがあり、一日そこで休養がとれるようになっています。
昼寝空間には、突然怪しげなスタッフがやってきて、アロマをたきながらラジカセで
ニューエイジな音楽をかけて「さあ、体の力を抜いて、そうイメージの中へ、今あなた
の目の前には一面の花畑が見えます。」とか囁いてきたりします。
最初僕は「うざっ」と思ったのですが、そのポエトリーでメーテル(銀河鉄道999)のような
語り口にまんまとハマり、うたた寝の世界へと誘われてしまいました。
←今日も見に来てくださって感謝
この温泉の名前を教えていただけますか?子供は入れますか?