SALDI

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久しぶりにミラノの中心部に出ました。街はSALDI(サルディ)と
呼ばれる、夏のバーゲンセールがまだ続いています。
DUOMO(大聖堂)の真横にある名門デパート、リナシェンテで20ユーロのポロシャツが
半額の10ユーロで売っていたので、思わず手にしてしまい、レジに持っていきました。
レジのシニョーラが、プライス・タグをバーコードでピッと読むと価格は16ユーロと表示されました。
おそらく以前は二割引で売られていて、それが直っていないのでしょう。
イタリアでは良くある話です。
そこで対話が必要になるのです。
「プライス・タグには、10ユーロって書かれているでしょう。」と僕
「あら、このプライスタグが間違っているのよ。」とレジ係
このレジのシニョーラは、要するにレジを修正するのをめんどくさがっているのです。
「あ、そうなの。じゃあ、いらないよ。さよならー」とレジを後にしようとしたら
「ちょっと待って、シニョーレ」と呼びとめられました。
で、そのおばさんは後から来た上司に「プライスタグが最新価格に決まっているでしょう。」
と言われながら、価格を打ちなおしていました。もちろん謝罪の言葉はなし。やれやれ
名門デパートとは思えない仕事ぶりに呆れ、ちょっとムッとしましたが、
こんなことで腹を立てていたらミラノでは生きていけませんな。
ポロシャツが庶民価格で手に入ったことを喜ぶことにしましょう。
10年前の今日
banner_01.jpg←今日も見に来てくださって感謝

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

コメント

  1. maquille より:

    タイミングよく上司の人が来てよかったですね。
    そのレジの人だけだったら、「いらないよ」と言われても
    「やれやれ仕事が減ったわ」くらいで、
    動じなかったかも。。。
    パリでも雇われている店員さんには時々
    似たような傾向が見られます(大きな店でも老舗でも)。
    でも、決して高くはないお給料で雇われているはずなのに
    精一杯の心遣いで気持ちのいい対応をする人もいます。
    それにしても、「ごめんなさいね~」って言うの
    イタリアやフランスやドイツの人にとってはとても
    難しいことのようですね。

  2. mitz より:

    ご無沙汰です。
    いちいち言わなきゃ始まらない、
    でもいちいち腹を立ててもしょうがないという、
    本当に御気の毒様でした。
    でもミラノはまだ楽な方だと思う(断言)。
    SALDIと言えば、昨日ミランも一つでかい買い物をしましたね。
    ブラジル産の超一流品をバーゲン価格で。
    そのせいで私、今晩は完徹で仕事でしたよ…

  3. uttie より:

    >maquille
    皆さん、ホントに謝りませんよね。
    日本人が謝りすぎるのか?ラテンと日本人の
    中間くらいがちょうどいいのでしょうかね(笑)
    >mitz
    あれはバーゲン価格なのですね。
    相当な額に思えますが・・・
    ミランの試合がこれから面白くなるでしょうか?
    巨人のようにならなければ良いですが・・・

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