近所に住んでいるMも誘って、空港近くの公園で夜の散歩
Mの愛犬、Mickeyは真っ黒な犬で、夜の闇にとけ込んでいる。
ハンナと戯れている姿を写真に納めようとしても、光が揺れているだけ
藤原ヒロシの”Natural Born Dub”を聴いていたら
えらく感傷的に1980年代を想い出してしまいました。
昭和にワープだ。(C)横山剣
あまり時事ネタっぽいことに触れたくないのですが
最近、ボーイジョージや岡村靖幸が逮捕されたニュースを知り
切ない気持ちになりました。
カルチャークラブが87年に解散してしまったのは、確か
ボーイジョージがヘロインで逮捕されたのがきっかけだったんだよね。
その後に彼は、信仰をもつようになり “JESUS LOVES YOU”
という新しい名前で再スタートをきったのでした。
最近、ふたたびコカイン所持で逮捕されたジョージは、法廷で大泣きしたという。
岡村靖幸は、親交の深かった尾崎豊が
ドラッグの服用に起因して肺水腫で死んで以来
自分の作品を創るのを止めていた時期が長かったんだよね。
岡村靖幸が素敵なアルバムを出していた頃、彼は23歳くらい
尾崎の死は、彼が26歳の時、そう考えると、当時の彼らはホント若かったんですね。
死者はいつまでも歳をとらなくて、自分はいつのまにか
36歳のおっさんになっていてびっくりします。
岡村靖幸の「聖書」って曲はなかなか色物なんですけれど、歌詞の中で
「Teenagerのあなたがなんで 35の中年と恋してる。きっと本当の恋じゃない 汚れてる♪」
っていう件があるんですよね。
高校生の頃、この曲聞きながら「いやー、ホントだよ。35歳って中年じゃん」って
思ったのはまるで昨日のことのようです。(遠い目)
80年代は、そんな岡村靖幸の詩と音にお世話にもなり、シンクロしていたので
最近覚醒剤所持で法廷に立った彼(40歳になっているんだね)が
「血が錆びていく気がする。」と発言した報道記事は、やはり心に残っています。
10代の頃に、なんらかの影響を与えてくれたアーチストには
どこか特別な思い入れを残しているんだよな。
私たちがもっている弱さは、なんども克服したように思えても
一生つきあっていく性質があるんだよね。
「弱さ」を通してこそ、彼らが再び光を放ってくれることを願います。
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