20021012

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村上春樹の「海辺のカフカ」を読んだ。
重層的で深いところを、魅力的な登場人物に
自分を重ねて歩く、そんな体験だった。
ナカタさんとホシノさんのコンビがよかったな。
「猫さん」とか「石さん」というような、やさしい敬称の響き
外国語に翻訳できない、日本語の美しいところだと思う。
先日オフィスで、KやIくんと「海辺のカフカ」話で盛り上がったのだけれど
彼の作品は過去のものも、最近売れているらしい。
読み返すたびに、違う面が見えてくる。
今回の作品も、そんな魅力を持っていると思う。

投稿者:uchimura_it|Comments (0)

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