いつも日本に着いて二日目くらいから時差ボケに苦しむ。
着いたその日は、疲れているのでただひたすら眠れるのだけれど、
一段落してから、本格的に時差を意識して生活するようになるのだ。
結局昨夜から一睡も眠れずに、朝だというのに、夕食を食べたいような空腹を抱えて
始発の電車で街に出ることにした。
日本滞在の初めは、少しだけ旅行者のように東京を見つめる。
朝日を浴びる、新宿の摩天楼をしばらくの間、見上げていた。
朝日が昇る前に、歌舞伎町で夜を過ごした人と、これから仕事へ向かう人々が入れ替わる。
吉野家で焼肉定食を頼む。カウンターで学生たちが
「俺たちも年取ったよな。年々オール(徹夜)がつらい。」と話していました。
10年前の今日
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