バルセロナにて、午前中のミッションを終える。
ちょうど3.11の震災以来で、それぞれが抱えていた重いものをシェアしつつ
自分たちが立つべきところ、観るべきところを確認する大切な時間となった。
Rさんと昼食をご一緒した後、独り郊外の浜辺まで車を走らせ
しばし海風を浴びながら、ボーっと過ごした。
浜辺を貸し切り状態にして団欒している家族を、ぼんやりと見ていた。
まるでエンプティ寸前になっていた携帯電話のバッテリーを充電するように
太陽光のエネルギーを全身で意識的に吸いとった。
宿へ向かう帰り道、羊の群れと羊飼いが、緑の牧場にいて、詩編の23篇を思い浮かべた。
主は私の羊飼い。私は、乏しいことがありません。
主は私を緑の牧場に伏させ、いこいの水のほとりに伴われます。
主は私のたましいを生き返らせ、御名のために、私を義の道に導かれます。
たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。
私の敵の前で、あなたは私のために食事をととのえ、私の頭に油をそそいでくださいます。私の杯は、あふれています。
まことに、私のいのちの日の限り、いつくしみと恵みとが、私を追って来るでしょう。私は、いつまでも、主の家に住まいましょう。(詩編23篇)
11年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。