ニース シャガール美術館

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朝、ニースの海岸沿いを歩く。
砂が白い、海が青い、空が高い、風が心地よい。
そんな単純な言葉しか、見つけられない。
多くの画家たちが、パリの喧騒から逃れ
ここを最後の土地に選んだ理由が解る気がする。
光、というか光線がちがう。
色について考えて生きたものであれば
誰もがこのコントラストに惹きつけられるはずだ。
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この町を離れる前に、シャガール美術館に足を運ぶ。
この国立美術館の正式名称は「マルク・シャガール聖書メッセージ美術館」
その名の通り、聖書の物語のを描いた作品のみを展示するために
シャガールがフランスに寄贈したことで建てられた美術館
南仏の光を透かす、群青色のステンドグラス、そして彼の描く聖書の世界
ペインティングナイフの痕跡と、重層的な色彩と、いつまでも対話していたかった。
10年前の今日
banner_01.jpg←今日もそこにいてくださってありがとう。

投稿者:uchimura_it|Comments (3)

コメント

  1. KAZUMA より:

    ウッチーご無沙汰です。
    素敵な美術館ですね。僕はシャガールが大好きです。
    最近天に捧げる花束、イエスと赤いロバのリトグラフ絵画を買ったばかりですが、
    本当にずっと見つめているとその世界に引き込まれそうになります。シャガールの色彩は僕の愛情豊かな(笑)感性とマッチしているようで中学生の時代から好きなんです。いつか僕もニース訪れてみたいです。

  2. uttie より:

    >KAZUMA
    ご無沙汰です。えーと、今はどこにいるの?
    シャガールのリトグラフ購入って、すごいですねー。

  3. KAZUMA より:

    今は大阪です。本帰国してもうすぐ1年です。ヨーロッパの空気が恋しくなってくる季節を迎えています。今の家に合う絵がなかったし絵がない家は殺風景と感じます。玄関に花束の方を飾っています。帰宅した時に安らぎを感じます。健康に気をつけて奉仕して下さいね。

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