体育祭は延期となった。
いきなり、4ベタの授業だった。
夜はビデオで「ディアボロス」を観る。
原題は[Devil’s Adovocate]すなわち「悪魔の擁護者」。
聖書の知識と、キリスト教の概念に対する理解が必要とされる映画だけれど、
すごく面白かった。
サタニズムをモチーフにしながらも、最大の敵はサタンではなく、
我々にプログラムされた原罪であることを明快に提示している。
クライマックスでのアル・パチーノとキアーヌ・リーブスのやりとりは、
マタイの福音書・4章「荒野の誘惑」をモチーフにしたはずだ。
エンターティメントとして洗練されていて、護教映画に成り下がっていないところが最高。