ミラノから日本へ向かう飛行機の中ではよく映画を見るのだけれど、ちょっと異色で
印象に残ったのは、木村祐一(キム兄)が初監督したという長編映画「ニセ札」
僕は映画の存在は4月に新宿を歩いていたときに、封切館の前を通りかかった時に知り
そのときからちょっと関心があったのです。
実際の作品は昭和26年に山梨で実際に起きた戦後最大の偽札偽造事件が
モチーフで、エンターティメントでありながらも硬派なメッセージが隠されています。
倍賞美津子が演じる清廉な小学校教頭が、偽札グループに加担していく姿がリアルで
脇を固める俳優の演技もなかなか、木村祐一も相変わらずの名脇役です。
撮影は京都の農村部を使って昭和20年代を再現していて、日本の田園風景特有の
湿度を含んだ緑が印象に残る、ちょっと変わった味の映画でした。
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。
映画「ニセ札」20090411-|監督/木村祐一:出演/鈴木理子・遠藤憲一
<公式リンク>
映画「ニセ札」公式サイト
http://www.nisesatsu.jp/
2009年4月11日(土)~テアトル新宿
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日本の映画 見たいです。
「ニセ札」面白そうですね。