ロンドンから訪ねてきた友人と、パヴィア僧院へ行く。
フレスコ画とモザイクの美しい門をくぐり、見えてくるのはゴシック様式の聖堂
精巧な彫刻のほどこされた大理石による白亜の外観は、
微妙に異なる色彩の石を美しく配置していて圧巻
庭を四方から囲む回廊をぬけると、さらにサッカー場くらい大きな緑の庭に出る。
ここをまたも四方に囲んでいるのは、当時の修道僧に与えられた個室だ。
こういう表現は不適当なのかも知れないけれど、
日本の田舎で見かけるモーテル群に似ているなと思う。
僕の実家の側にあった多摩湖畔にはこんなラブホテル街があったのを思い出してしまった。
もちろんそれとは用途がちがう(当たり前か)
世の喧噪を逃れ、神と向き合うためにここで暮らす修道僧
どんな奥義を見出していたのだろうかと思いを馳せてしまう場所です。
モザイク画がとっても有名な町。
なぜか、はじめはVERONAと混同していた(笑)