絵画から紐解く聖書 2016-06

2016年6月24日 金曜日18:30時から

『フィンセント・ファン・ゴッホ「開かれた聖書の静物画」より』

the room of the BCA,1st floor,7 Avenue de la Foret-Noire,67000 Strasbourg, Salle Friedrich (1er etage)
book

1853年に牧師の家に生まれたゴッホ、青年時代は伝道者として自らも教会で説教をしていました。しかし、後に挫折し、27歳で画家を志します。
37歳という若さてこの世を去るまでの10年で残した作品は約2000点にのぼります。これは、画家が2日で1点のペースで作品を完成させていたことになります。
そんなゴッホの生涯と、彼が向き合っていたものとは何であったのかを知る手掛かりとなるのが、1885年(ゴッホが32歳)の時に描いた「開かれた聖書の静物画」です。
この絵のモチーフとなっている聖書、いったいどんな箇所が開かれているのでしょうか。
また、対比するようにおかれた黄色い表紙の本は何でしょうか?
一枚の絵から、ゴッホの生涯と、彼が見つめていた聖書の秘密に迫ります。