「奥多摩福音の家で」開かれている海外帰国者リトリートに、
飛び入りで部分参加させて頂きました。
前回マドリッドで出会った人、パリで出会った人、英国で出会った人
カリフォルニアで出会った懐かしい人、そして初めてお会いした人
出会いの恵みを味わう時間となりました。
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。
悪人
立川の映画館で「悪人」を観ました。
断崖絶壁の灯台の風景が痛いほど美しい、哀しい群像劇
東京などのシーンは一切なく、佐賀、福岡、長崎といった北九州を舞台に、漁村や
田園を貫く国道、街道沿いの紳士服チェーン、出会い系、ラブホテル、日産GT-R
といった記号で構成される風景こそが日本らしいのではないかと感じ、画面に魅入った。
漁村で生まれ、年収の三倍するスポーツカーを維持し、出会い系サイトに希望を託した
土木作業員の青年は、今も何処かの地方で無数に実在している。
祐一を演じる妻夫木聡は、そんなカウンターパートで生きている青年の魂が憑依している
ようで、彼の方こそモントリオールで賞を受けるべきではなかったかと思いました。
もちろん、深津絵里の演技は素晴らしい。肌年齢もさらけ出し、すごい存在感を示している。
でも、女優の演技だけで映画は成り立つ筈は無い。
あの女優は素晴らしいと感じられるのは、その映画が良かったからだ。
美しい色が引き立つ絵画は、無彩色の絵の具が秀逸な訳で、脇を固めている
柄本明、樹木希林、岡田将生、松尾スズキもたまらなく良いし、映像も良い。
人間の悪の性質を丁寧に描写しながらも、愛を描こうとしている映画で
理解を深めるために原作を手にとるのが楽しみになりました。
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。
東京電子遊牧民
今回、日本での滞在中は多摩地区の母の家に滞在しています。
73歳のお婆ちゃんと、15歳の老猫だけが暮らしていますからパソコンなどは無く
ブロードバンドって、どんなバンドなんだい?という世界です。
そういうわけで、旅人の僕が日本滞在中にどのように通信環境を確保して
移動ながら仕事をしているのかを、誰にも頼まれていないのに紹介します。
メインとなるパソコンは、イタリアで使っているメインのノートパソコンをもってきていますが
いかんせん、電源がないと一時間ももちません。そこで参考にしているのがバッテリーオアシス
という、ノートパソコンの電源をとれるカフェなどを紹介しているサイトです。
でも、つい数日前に発表されたMacBook Airなどは、重さが僅か1Kgで、メイン機として使える
スペックそして電源が5時間は持つそうなので、こういうのに移行したり、
クラウドなどのサービスをもっと使いこなしていくべきなのかもしれません。
ノートパソコンにはイーモバイルという通信会社のUSBデータカードを挿しています。
使わない月は280円、使用月はどんなに使っても5.980円を超えないというプランで
ブロードバンドを確保できます。
そして今回から活用しているのはb-mobile(日本通信)という通信会社が提供している3000円のプリペイドsimカード
これをイタリアで買った僕のsimフリーのiPhoneに挿すとDOCOMOのFOMAの電波で
通信が可能になります。とても便利になりました。
そして携帯電話はauで月額780円で番号を維持しています。メールの契約なども外して
本当に電話のための電話、これらつの通信ツールは全て「実際に人に会う」ための道具です。
今回の日本滞在では10月24日(日)と31日(日)に東京・中野のシオンの群れ教会で
午前10:30より礼拝のメッセージを取り次ぎます。教会はどなたにもオープンなので
教会は初めてという方も、是非いらして下さい。
また10月24日(日)13:30より新宿シャローム教会というライブハウスのような教会で
礼拝メッセージを取り次ぎます。こちらもどなたもいらして下さい。
礼拝の様子はインターネットでもUST経由で中継されます。
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。
TOKYO 20101019
長い欧州のフライトを経て、大きな橋を渡るといつもの東京に迎え入れられる。
もうすぐ、その役目を終了するタワーが
変わらず、優しく灯って街を見下ろしていました。
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。
愛のカタチ
ミラノはずっと雨だったから、散歩をお預けだったハンナは今日も公園でご機嫌です。
芝生と太陽の匂いを感じながら疾走、いつもの場所なのに
ハンナは初めての出来事のようにいつも喜んでいる。
初対面のシャイな犬には、緊張を解くように優しく近づいて挨拶を交わします。
Vieni Qui!(ここへおいで)と呼びかけるとまっしぐらに駆けてくるハンナ
愛は目に見えないけれど、ハンナは愛のカタチをしている。ほら、顔がハート型でしょう。
人間の父は、またしばらく仕事で旅に出ます。大好きなミラノとそこに暮らす人々と
しばらく離れるのは寂しい、そして大好きなハンちゃんに会えないのが寂しいよ。
いい子にしているんだよ。ハンナ
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。
新しい日曜日
長らく修復作業中だった教会堂の工事が完了!とても奇麗に生まれ変わりました。
礼拝に集った皆が喜びにあふれ、ワーシップチームの賛美も高らかに響き渡りました。
礼拝後、韓国人牧師であるイム・ユンサン師の56歳の誕生日をお祝いしました。
そして、YMさんとMTさんの誕生日もお祝い、たくさんの喜びにあふれた日曜日でした。
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。
お帰りなさいませ
土曜日の朝、教会の祈り会から戻ると、犬と猫に「お帰りなさいませ。ご主人さま」
と三つ指をついて出迎えられました。(猫は決して正面向いては、そうしないけどね。)
多分、廊下で話しこんでいるところだったんだと思う。
人間の留守中、犬と猫ってどんなふうに過ごしているのだろうか。
今度、こっそり覗いてみたい。
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。
iPhone4が来た。
犬の散歩の前にいつもの携帯電話屋さんを顔をだしたら、念願のiPhone4が届いていました。
嬉しい!初期型のiPhone3Gを使って早二年、今では体の一部のように馴染んでいましたが
いかんせん、動作が重く感じていました。
イタリアでは、会員契約をすると機種はほぼ無料で、毎月29ユーロの定額料に
インターネットアクセスの料金も含まれているので、あまりにも人気で品薄が続いていました。
「ついに来たね!」とショップの店員さんも我がことのように喜んでくれて「これはプレゼント]
とイタリア製の皮で出来た[Dolce Vita]という専用ケースをプレゼントしてくれました。
(ちなみにDolceVita(ドルチェビータ)とは、イタリア語で「甘い生活」という意味です。)
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。
まあだだよiPhone4
「あのー、iPhone4入荷した?」
「んー、まだだね。多分今週末。」
これは、僕がもう、かれこれ二か月以上も近所の携帯電話屋で繰り返している会話
確かこの会話をはじめた2010年8月5日に、チリのサンホセ鉱山で落盤事故が発生し
救助には二カ月以上かかる見込みというニュースにショックを受けたのだが、彼らの救出
のほうが、僕のiPhone4取得よりも早い時期に完了するとは、その時は思わなかったよ。
でも僕は、信仰を捨てずに奇跡の救出を体験した炭坑作業員の言葉に励まされ
希望を捨てずに、今日もハンナと一緒に携帯電話屋さんを訪問してこう尋ねたのでした。
「あのー、iPhone4入荷した?」
「んー、まだだね。多分今週末。」
「 ………… 」
今日の聖句 へブル人への手紙11章1節
【信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです。】
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。
バースデイ
今日は牧師館で「妻たちの会」という、牧師の僕でさえ参加できない会がありました。
その時間、僕はMitsuyoさん宅でバイブルスタディなのですが、会が始まる前にその
「妻たち」と夕食をご一緒しました。
Mさんはあと二カ月で赤ちゃんが生まれる予定なのですが、今日は彼女の誕生日を
二日早くお祝いしました。お腹に宿している新しい命も元気に生まれてくることを祈りつつ
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。