自宅を朝六時半頃に出て、スペイン・バルセロナへ飛ぶためにミラノ・ベルガモ空港へ
空港の駐車場に車を入れ、外の空気を吸い込むと、見慣れた光景の異変に気付いた。
空港なのに、静寂に包まれている。駐車場からは、空港に行儀よく並べられた飛行機の
機体は見えるが、アイドリングをしていない。空を見上げても飛行機が飛んでいない。
静かな静かな空港の駐車場というのは、なんとも居心地が悪い。ターミナルに入ると、
人々の怒号や、チケットカウンターに押し寄せる群衆、大声と大げさな身振り手振りで
携帯電話で話す人々で、ロビーはちょっとしたパニック状態に陥っていた。
そして、電光掲示板に並ぶ[ Cancelled ]の文字列、僕は事前に今日が空港職員の
ストライキの可能性があると聞いていたので、彼らがストを決行したのだと考えていた。
ところが、僕のバルセロナ行きのフライトはオンタイム、いつもは混雑している
セキュリティーもすんなりと通る事が出来て、予定通りバルセロナに到着することが出来た。
ホテルにチェックインして、今朝は慌ただしくて出来なかった新聞のチェックを
Webサイトでチェックして、この第二大戦以来の異常事態を把握した次第
欧州だけで、今日の飛行機の欠航数は約1万7000便だそうで、911テロを凌ぐ麻痺状態
火山灰の影響をイタリア・スペインが免れた理由は、アルプスとピレネーの壁のおかげだ。
しかしこれからはどうなっていくのか、実は誰も知らない。
風向きの事も、火山の活動の事も人間は予測することなど出来ないからだ。
以外にも脆い、欧州の空の道を見上げながら明日イタリアに戻れることを願いつつ
(それは風向き次第なのだ。)ヨハネの福音書の言葉を思い起こしたので、呟いてみた。
風はその思いのままに吹き、あなたはその音を聞くが、
それがどこから来てどこへ行くかを知らない。(ヨハネ3:8)
10年前の今日
←今日もそこにいてくださってありがとう。
火山灰の影響でヨーロッパの飛行機がえらいことに・・・!
というニュースを見て、
我らがジェットセッター・うっちーさんはどうしているかな?
と思ってここに来ました。
バルセロナへは無事に行けたんですね。良かったですね。
天明の大飢饉はアイスランド火山の噴火(&浅間山の噴火)が原因だったという説があるとのこと・・・
自然には逆らえませんが・・・
東京は未だ、冬コートがしまえない寒さです。
んまぁ?。ご奉仕、スペインだったんですか?
知らないというのはなんて幸せな事でしょう。
この異常事態を知らずに空港へいつもの通りに行かれたとは、、。
これも主の計らいですね。今日のスイスは快晴のはずなのに、
スモックに覆われ変なお天気。
我らがアルプス、先生のお役に立てたという事でしょうか?
それにしても空港は凄まじい混乱状態です。
列車も車も大渋滞だとか。やっぱり凄い自然の力。
手も足も出せない存在に出くわす事は貴重な事。なんですよね?
きっと大丈夫ですよ。無事、飛行機でお帰りになられる事でしょう。
先生のスケジュールを管理されているのは人ではないのですから。
こういう天変地異があると、地球はたった一つなのだから
協力しあっていかないとまずいよなぁ
とつくづく思います
>All
行きはよいよい、帰りは・・・・
のバルセロナですが無事に戻ってこられました。
人は様々な計画を立てるものですが、自然の力の前には
人間の知力は無力ですね!